「白湯」それはただのお湯、かつ最強のスーパードリンク説

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冷え性で悩んでいたある日、友達からすすめられた「白湯(さゆ)」。最初は半信半疑でしたが、最近なんとなく調子が良いような?そこで、白湯が体にいい理由について調べてみました。さらに、飲むべきタイミングやアレンジレシピもご紹介します。

Writer:編集部ナナコ / Photographer:赤羽佑樹 / Illustrator:佐久間茜 

目次

  1. 白湯って、ただのお湯じゃないの?
  2. そもそもなんで体にいいの?
  3. これが本当の白湯の作り方・飲み方
  4. 白湯を飲み続けると起きる、もっといいこと
  5. ちょいアレンジ!白湯の効果がもっと、もっと欲しい人へ
  6. やっぱり白湯はすごかった

白湯って、ただのお湯じゃないの?

私は元来の冷え性。毎年いろんなことを試してみるものの、どうにも全身があたたまらず、日夜寒さに怯えながら過ごしています。暖房をきかせても、足湯をしてみても、腹巻をしてみても、冷えを感じてしまう日々…。
そんなとき、友達からすすめられたのが「白湯(さゆ)」でした。

朝のコーヒーを欠かしたことがない私からすれば「お湯もコーヒーも大差ないのでは…」と懐疑的だったのですが、モノは試しと思い、しばらく白湯を飲んでみることに。最初は「まあ、あったまるかなあ…」というぐらいだったんですが、最近なんとなく、調子が良い。ただのお湯と侮っていたのですが、どうやら白湯を飲むことは体にいいっぽいです。

少し調べてみると、どうやら白湯を飲むことは、体にいいことずくし。「冷え性解消」「完食が減る」「便秘改善」「疲れにくくなる」など…。ただのお湯なはずなのに、それが本当だったら白湯を飲んでおけばおおよその悩みが改善されちゃうのでは?

というわけで、この記事では、もしかして「白湯こそ、もっともシンプルでもっとも最強のスーパードリンク!?」という仮説と希望のもと、白湯がなぜ体にいいとされているのか、どういうタイミングで飲むと良いのかなど、調べつつ紹介できればと思っています。

白湯=スーパードリンク

そもそもなんで体にいいの?

しつこいようですが、白湯ってただのお湯のはず。なのになぜ、さまざまな健康効果が出るのか。これはどうやら、白湯を飲むことで内臓の消化力アップに繋がるからなのだとか。
内臓、つまり胃腸は体の健康をつかさどる大切な器官(食物を消化してその栄養を吸収する器官)。その胃腸をダイレクトに温められることが、白湯を飲む大きなメリットと言えるのかもしれません。
ざっくりですが、白湯を飲むと下記のようなことが体の中で起こります。

白湯を飲むことによる体の変化

1.白湯の温かさが胃腸の働きを高め、消化力アップ

2.体の中にたまった毒素が洗い流され、内臓が綺麗に掃除される

3.消化力が高まり、毒素がたまりにくくなる

4.体の代謝力が高まり、自然と体温アップ

5.冷え性が改善される

体が解放された人

つまり、白湯を飲み続けることで「体内バランスが整う&体の不調から解放される=ありとあらゆる健康の悩みに体が対応できるようになる」ということなんですね。すごい。
お湯が胃腸を優しくあたため、胃腸のはたらきを正常に戻す効果があると分かると、ちょっと納得な気もします。コーヒーだとあたたかさは伝わるけれど、カフェインが胃にやさしい感じはしませんよね。

けれどここで、新たな疑問が湧いてきました。それは、「白湯って、本当にあたたかいお湯であればいいの…?」ということ。ここまで素敵なはたらきを見せてくれるとなると、淹れ方やお湯の温度にも何かしら決まりがあるんじゃないか…?と不安になってきてしまいました。

これが本当の白湯の作り方・飲み方 

…やはり、白湯にも作り方があるそうです。じゃあ今まで飲んでいたのは白湯じゃなかったのか…という一抹の悲しさがありますが、ここでは「朝の一杯 白湯を飲むだけ健康法/著:蓮村誠」を参照しつつ、気を取り直して正しい白湯の作り方を学んでいきましょう。

正しい白湯の作り方
白湯とやかん
<用意するもの>
・水(飲用に適した水ならなんでもOK)

<手順>
1.分量お好みできれいな水をやかんに入れて火にかける
2.沸騰したらやかんのフタをとり、10~15分沸かす
3.すすって飲めるまで冷ませば出来上がり(冬は少し熱めの60度、夏はぬるめの40度くらい)

※白湯は季節によって温度を調整したほうがいいみたいで、春と秋は夏冬の中間ぐらいがおすすめのようです。

書籍によると、飲み始めは「美味しく感じない」という人もいるみたいで、これは「体の毒素のせい」なのだそう。確かに、自分も始めたてはたくさん飲むのがちょっとしんどかったです。けれど、飲み続けることで美味しく感じられるようになるそうなので、とりあえず続けてみるのがおすすめ。徐々に慣れていきます。

また、淹れ方と同じくらい大切なのが、飲み方。この飲み方をマスターすることで、さらに白湯の効果を引き出せるそうです。

正しい白湯の飲み方
白湯を飲む女性
タイミング
朝起きて目覚めたとき

飲み方
コップ1杯を10分ほどで飲むイメージでゆっくり飲む。
※一度に飲むと体に負担がかかってしまうので注意

なにかと慌ただしい朝、10分の時間すら惜しい日もあるけれど、天気やニュースをチェックするあいだや、女性はお化粧をしながらなら続けられそうですね。
わたしは低血圧すぎて朝まったく動けないので、とりあえずお湯だけ沸かして、白湯を飲みながらリビングでぼーっとしています。

白湯を飲み続けると起きる、もっといいこと

さらに胃腸から体を整えるだけじゃなく、白湯を飲み続けることでもっといろんなメリットがあることがわかりました。諸説ありますが、ざっと下記に並べてみます。びっくりするくらい多いです。

白湯を継続して飲むことで起こる体の変化

体の不調
冷え、風邪予防、疲労、胃もたれ、貧血、膀胱炎、喘息、日中の眠気、口内炎、口臭、加齢臭(体臭)、物忘れ、二日酔い、痛風、アレルギー性鼻炎、 性欲がない・勃起不全(ED)、視力回復
身体のこり / 痛み
肩・首こり、頭痛、腰痛 ・(生活習慣)血糖値が高い、血圧の悩み、動脈硬化 ・(心の不調)やる気・気力が出ない、イライラ、睡眠障害、摂食障害、不安を感じる、 禁煙の促進 
婦人科系
月経痛・月経不順、月経前症候群(PMS)、不妊症、更年期の不調 
美容
便秘、美肌・美髪、脱毛症、むくみ

これだけ見ると「本当かよ…」って疑ってしまいそうですが、白湯がもたらす体の変化を理解した後だと、なんとなく納得できるのも不思議。

毎日飲む習慣をつけると、生活にリズムが生まれるのもいいところ。朝お湯を沸かして、ゆっくりお湯を飲む…なんてゆるやかな時間を朝に設けられるなんて想像もしていなかったけれど、これが意外と心地いい。人それぞれいろんな生活のペースがあるけれど、白湯を飲むだけでちょっとしたゆとりができるのも、精神的にとてもいいなあと最近思ったりしています。

ちょいアレンジ!白湯の効果がもっと、もっと欲しい人へ

体にいいのは分かっていても、毎日だとたまーに飽きる…。なので、そんな飽きっぽい人や、もしくはもっと白湯の効果を引き出したい人向けのアレンジレシピも最後に紹介しておきます。

白湯の効果を倍増させるショウガ白湯

<材料>
ショウガ(スライス2〜3枚)、水1l(コップ7杯分)

<手順>
1.きれいな水とショウガをやかんに入れてフタをし、強火で沸かす。(換気扇も回す)
2.沸騰したらフタをとり、フツフツする程度の火加減になるよう火を弱め10〜15分沸かす
3.完成。食事中に飲むのがポイント※消化を促進してくれる働きがあるため

<飲んで欲しい人>
・胃もたれしがちな人
・痩せたい人
・冷え性の人
・体がだるい人

<飲まないほうがいい人>
・胃潰瘍、胃炎など疾患のある人
・胃が痛い人

朝はいかんせんやることが多いから、アレンジレシピも手軽で、白湯を作る手順と大差ないのが嬉しいですね。このショウガ白湯、ふつうの白湯にショウガの効果もプラスされてさらにポカポカします。一方でふつうの白湯よりも刺激が強いため、胃腸が不調な場合は避けてください。

白湯はやっぱりすごかった

「ただのお湯じゃん…」という懐疑的な気持ちでスタートを切ったものの、調べてみるといいことばかり。白湯は飲むタイミングや温度に関してちょっと気を配りさえできれば、とても簡単でお手軽な”スーパードリンク習慣”として取り入れられます。

ちょっと信用できないな〜と思っている人がいたら、とりあえず一週間お湯を飲み続けてみても損じゃないかもしれません。寒い日々が続く中、朝の一杯の白湯があなたを救う日がくるかも。

produced by

マガジンど 編集部

あらゆるものの温度について探究していく編集部。温度に対する熱意とともに、あったかいものからつめた〜いものまで、さまざまなものの温度に関する情報を皆さんへお届けします。

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